また100万回キミに

ちぐはぐな二人の距離も変わるかな

第39回 アカデミー賞新人俳優賞 受賞おめでとうございます

 

2004年8月12日にある少年が芸能界へ足を踏み入れました。
 
その少年はサッカーが大好きでした。当時のW杯の缶バッチが欲しくてオーディションを受け、光一くんが大好きな母に勧められるがままに彼はアイドルとしての道を歩き始めました。
 
 
そしてJr時代、マイクを持てず同期が歌うバックにつく毎日。自分が出られなかったステージでも普通に回っていた悔しい事実。それでも少年はめげずに踊り続けました。家に帰ってもレッスン場でも時間が許す限り踊り続けました。誰かが見ていてくれると信じて踊り続けました。時には心が折れそうになったけれど仲間に励まされ踊り続けました。
 
やがて段々と踊る位置が前になり、ステージの上でマイクを渡されて歌を歌いました。約2年の月日が経っていました。そして、先輩の舞台で仲間の代役を努めます。その舞台での少年の踊りを見て事務所の社長は涙しました。感動をしました。
 

確実に実力をつけていき、そうして彼は2006年に初めてドラマに出ました。当時、13歳。役は少年の探偵でした。周りには天才子役や実力派俳優、大御所俳優など沢山の人がいました。彼の初めての台詞は

 
「バカみたいだぜ。俺達ライバルなんだぞ。」
 
何年も経った今でも彼はその台詞を忘れられないと言います。そして彼は演技の楽しさを知ります。俳優としての一歩を歩み始めました。
 
初めて出たドラマで彼は大きく注目されるようになりました。クラスの女子の半分が彼のことを好きになり、携帯の待受には彼の笑顔がありました。もちろん私もその一人でした。
 
そして期間限定グループでデビューしたかと思えばバレーボール応援スペシャルサポーターとして再びデビューすることになりました。彼は14歳でした。
 
 
そして、彼は沢山のドラマに出ます。いじめられっ子なジムの息子、都会の中学生、古畑任三郎の中学生時代、スーパー中学生、病気の兄を持つ弟、左目に能力を持つ探偵、幕末志士の青年時代、マザコン高校生、金田一少年、鬼、病を患う青年。こうして彼は少年から大人へと成長していきました。
 
沢山のドラマに出て、沢山の主演を務めました。そんな彼はいつからかこんなことを言います。
「映画に出てみたい」
「映画ってどんな感じ?」
 
 
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周りの仲間達が映画に出るのを羨ましがったり、いつか自分も出るんだと負けん気で彼はまた努力をしました。
 
 
そして、2014年。彼は念願だった映画を2本も撮影しました。
 
 
まず、グラスホッパーで映画初出演を果たします。ファンも彼も仲間達も喜びました。原作ファンからの風当たりは強かったかも知れないけれど彼ならそれを超えてくれる。私たちが驚くような演技を魅せてくれる。そう思いました。
 
いよいよ公開された2015年。彼のアクションが凄いと高評価を受けました。ナイフを自身の手の間に刺すシーンは早送りではありません。人を倒していくシーンも彼です。傷だらけになりながら身体を張りながら演じていました。髪を銀髪に染め、普段キラキラアイドルをしている彼からは想像もできないくらい蝉という役を演じきっていました。
 
 
もう1つは暗殺教室。この作品で映画初主演を果たします。この作品も2015年に公開しました。グラスホッパーよりも先だったので、暗殺教室が実質、銀幕デビューとなりました。彼の初主演作品は大ヒットを記録して続編が決定しました。
 
そして、この作品で
 
 
 
第39回日本アカデミー賞 新人俳優賞
 
 
 
を受賞しました。
 
 
 
 
初めて演技をした13歳のあの頃から22歳へ。少年から成長して大人になる過程で沢山考えることあったと思います。どうすればいいか分からなくなったことだって沢山あったと思います。それでもブレずに前を歩き続けてきて素晴らしい賞を受賞できたことが本当に素晴らしいことだと思います。真似しようと思ったって到底まねできません。凄い。
 
 
雑誌でこんなことを言っていました。
 
斗真くんみたいになりたい。斗真くんや岡田くんのようなレベルになったら、"やっぱりジャニーズだから"っていう見方は絶対にされないし。一役者として見てもらえる位置まで、いつか自分もいってみたい。あと5年後、27歳くらいでそういう位置にいられたらいいなって。野望です!
 
 
前に二宮くんが「ジャニーズってジャニーズって見られるからその殻を壊すことが難しい。」と言っていたのを覚えています。きっと彼はこの壁にぶち当たっているんだろうなと思いました。世間から見た彼の印象はキラキラアイドルだから余計にそう思われるのだろうと彼自身も実感しているんだろうなと思います。でも彼は来世ではまたこの生き方を選び、「この生き方以外わからない」と思うほどこの仕事にジャニーズに誇りを持っています。だからこそ悪い意味での"やっぱりジャニーズだから"とは言われたくないのだろうと思いました。
 
 
その一方でこんなことも言っていました。
 
-俳優でしょう?
「堂々とは名乗れない。僕にはアイドルっていう土台があって、俳優をやらせていただいてるっていう間隔が大きい」
-謙虚しているんですか?
「俳優一本でやっていらっしゃる方に対して、同じ土俵に立っていますと言えない」
-言えばいいじゃないですか。
「一歩離れて自分を客観的に見たとにに、名乗れないよなって感じる。どれだけ演技力が身につこうが、変わらないんじゃないかな」
 
この記事を読んでみて、思ったことは葛藤している最中だと。アイドルとしての土台がありそこでの俳優業をどう全うしていくかを模索中なのだと感じました。最後には「ぬぐえるといいですけど」とも言っていました。目標をきっちりたてるのがあまり好きではない彼だけれど、先輩たちの背中を見て「いつかそこに行ってやる」と口に出して言える彼はもっともっと俳優として大きくなることを誓っているんだなとインタビューを見て感じました。
 
 
今一番、楽しいことに「演技」と言っていた彼。きっとこの賞を受賞することによって一回りも更にさらに俳優として大きくなっていくんだなあと思うとワクワクが止まりません。どんな景色を魅せてくれるんだろうと鼓動がバクバクと脈打ちます。
 
 
 
 
 
 
 
 
山田涼介くん、新人俳優賞受賞おめでとうございます。本当に本当におめでとうございます!!!
 
 
 
俳優としても、アイドルとしても、ファンを大切にしてくれて魅了し続ける山田くんを誇らしく思います。受賞すると聞いた時、「自分なんかが…」って思ったみたいですが、山田くんだからこそ受賞できたことだと思います。受賞できたことをファン、仲間のおかげだと言う山田くんが大好きです。そしてそのことを皆に伝えて「ありがとう」と言える山田くんが大好きです。応援して下さいというメッセージの後に自分の名前、そして、Hey! Say! JUMPと入れるグループを大切にする山田くんが大好きです。
 
 
「99%駄目だとしても1%でも成功する確率があるなら俺はやる」きっとこれからもこの言葉を断言できる山田くんがいるんだろうなと思います。そんな山田くんを追いかけていきたい思いました。時には疲れてしまっても隣には仲間達がいます。後ろにはファンがいます。休んでもいい。俳優として大きくなっていく山田くんに幸あれ!!!!
 


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ps. 事務所が「え?山田ですか?」と思おうと、私はこれからも「ですよね!?山田ですよね!?」と有り得ないくらいのモンペを発揮し続けて応援していきます。この度は本当におめでとうございます!!!
 
 
(意味不明で自己解決してる文章で申し訳ありません。誤字脱字多いだろうな~)
 
 
最後までありがとうございました!!!